 |
平成16年11月10日 埼玉県佛教青年会の研修旅行で、石川県松任市にある行善寺にお参りに行きました。
集落の中にある目立たないお寺ですが、障害者施設の仏子園などを経営する、有名なお寺さんです。
|
|
本尊さまの右側に秘仏の摩耶夫人がお祭りされていました。ほぼ等身大の仏像を立って見るとちょっと、冷たい表情なのですが、近くで見ると、母の優しい表情と言われています。 それでも私には、近くで見ると、瞳に吸い込まれそうな気がして神々しくて写真も撮影出来ませんでした。女性のたくましさを感じました。
寺の伝では、豊臣時代に朝鮮出兵の戦利品として日本に持ち込まれました。この地に来て急に荷物が重くなり、摩耶夫人は捨てられました。その仏像を安置したのがこの場所でした。
後の世に今の摩耶夫人像の胸の中に納められました。住職の話ではインドで作られ、中国から朝鮮に伝わったそうです。
|
 |
|
 |
摩耶夫人さまの右袖をご覧下さい。今まさにお釈迦様が誕生される様子です。 |
|
 |
翌日、能登半島を北に進み、総持寺祖院に行きました。
私が阿字観に出会って20年以上になるのですが、曹洞宗の座禅はやったことが無かったのです。ワクワクしながら祖院の座禅堂に裸足で入ります。
机ぐらいの高さの段があり、畳が敷かれています。先ずは、丸い座布団をパン職人のように形を整えるように練るようにして押さえつけます。丸く円盤になるように押さえつけます。
台におしりを向けて、縁の木の部分に足がつかないように、両腕だけで体を支えて台の上のさっきの円座の上に座ります。
次に、時計回りに回って、壁の方に向かいます。阿字観の時の掛け軸より近い位置に壁の木目が見えている状態です。
|
|
 |
足は阿字観のように組んで、手の法界定印は、左が上です。いきなり、座禅をするように言われて、体操とか、体を揺らすとか、イメージ、呼吸のしかたの指導は有りません。 ただ、献策?と言う棒を持った雲水さんがいて、入れて(たたいて)欲しいときは合掌すれば、樫の堅い棒でたたきに来ます。
そんなことで、座禅が始まるのですが、他の宗派の知らないお坊さんに監視されているというのは、なかなか落ち着きません。自分で数息観をして落ち着けようとしていたら、隣の豊山派のお坊さんが合掌して、献策を入れられています。「バシー」とすぐ隣から聞こえてきました。これは私も経験として、今回、悔いの残らないようにやらねばと思い、手を合掌にするのだがなかなか気が付いてくれない。やっとのことで私の合掌に気づいてくれたらしく、後ろに来て体を前に倒す、肩と言うより背中の上の方を、「ドドー」と思いっきりたたいてきた。「いてー」と言うと座禅がぶちこわしになるので、笑うのをこらえていました。
|
|
 |
やはり、志村ケンのギャグのことを思い出して、おかしく思える。そんなことを考えていると左隣の全国佛青の理事長が献策を入れてもらっています。
しばらくすると、堂内の雰囲気にも慣れてきて、「この歴史のある、座禅堂で座れて良かったなあ」とか考えて、いつの間にか瞑想に入っていくのですが、そのとき後ろの方で、聞き慣れない音「キュルキュルキュルー」「バチー」、たたかれた人が薄着だったため、けっこう大きな音、最初の「キュルキュル」は棒が空気を切る音、いい気持ちで瞑想しているときに、大きな音は、どうかと思いますが、慣れれば結構楽しいかもと思いました。
|
|